セキュリティ・品質への取り組み
AIで速く・安く作ることと、堅牢に作ることは両立します。ここでは、規模を問わず全案件に標準で適用している開発セキュリティ標準と品質管理の仕組みを公開します。専任のIT担当がいない中小企業でも、安心してお任せいただくために。
全案件共通の、開発セキュリティ標準。
案件ごとの「がんばり」ではなく、最初から設計に組み込む標準です。追加費用はかかりません。
多層のアクセス制御
データベースの行レベルセキュリティ(RLS)で「利用者は自分のデータにしか触れない」を土台から強制。認証は必ずサーバー側で検証し、クライアントの申告を信用しない設計を標準にしています。
秘密情報をコードに書かない
APIキー・認証情報はソースコードやリポジトリに置かず、環境変数として分離管理。サーバー専用の権限キーがブラウザ側に渡らない構成を徹底しています。
決済情報を保持しない
クレジットカード等の決済情報は自社システムに保存せず、専門の決済サービスに委ねる設計を原則にしています。「持たない」ことが最大の漏えい対策です。
推測できないID設計
会員証・予約番号・QRコードなどの識別子は連番ではなくランダムなトークンを採用し、必ずサーバー側で照合。URLを書き換えて他人のデータに辿り着けない設計にします。
個人情報をログに残さない
氏名・連絡先などの個人情報を、動作ログ・エラーメッセージ・開発履歴に含めない運用を標準化。障害調査に必要な情報と、守るべき情報を設計段階で分離します。
AIへの入力を管理する
生成AIの利用は、入力内容がAIの学習に使われないAPI・契約形態を前提に構成します。AIに渡すデータの範囲は事前にすり合わせ、業務に必要な最小限に絞ります。
速さと品質を、両立させる仕組み。
AIが書き、人が締める。
AIは設計・実装・テストを高速にこなしますが、成果物をそのまま納品することはありません。要所は人がレビューし、型チェック・自動テスト・ビルド検証を通過したものだけを本番に反映します。速さの理由はAI、品質の理由は検証プロセスです。
本番反映の前に、必ず検証。
本番環境への反映は「ビルドと検証を通ってから」を機械的なルールにしています。また、すべての変更履歴を管理し、万一の際は直前の正常な状態へ戻せるロールバック手段を常に確保してから変更に着手します。
動くもので、早く確かめる。
早い段階で動くプロトタイプをお見せし、認識のズレを潰してから本開発に進みます。品質トラブルの多くは「作ってみたら想定と違った」から生まれるため、これ自体が品質対策です。
ドキュメントも、実装と同期する。
プロトタイプ駆動=ドキュメントなし、ではありません。基本設計書・詳細設計書・運用手順書などを必要に応じて納品します。AIが実装コードをもとに生成・更新するため、作った後に中身がズレていく「形だけの設計書」になりません。社内稟議・監査用の資料にも対応します。
契約・体制でも、守る。
技術だけでなく、契約・体制・導入の進め方の面からもリスクを抑えます。
再委託なしの直接開発
多重下請けを挟まず、ヒアリングから実装まで自社で直接担当します。「誰がデータに触れるのか」が明確で、伝言ゲームによる仕様・セキュリティ要件の劣化が起きません。
秘密保持契約(NDA)対応
ご相談段階からのNDA締結に対応します。お預かりする情報の範囲・保管方法・返却/破棄まで、契約段階で取り決めます。
国内リージョンでのデータ管理
データベース等のインフラは、要件に応じて国内リージョン(東京等)のクラウドを選択できます。データの所在を明確にした構成をご提案します。
段階分割で、規模に対応
規模の大きな開発は「要件検証 → 中核システム → 周辺展開」とフェーズを分け、各フェーズで納品・検収します。一括発注の丸投げよりリスクが小さく、プロトタイプ駆動の速さのまま中〜大規模へ段階的に対応できます。
既存・レガシーシステムとの連携
API連携が難しい古い基幹システムやオンプレミス環境とも、ファイル(CSV等)連携・データベース連携・画面操作の自動化などを組み合わせて接続します。現行システムには手を入れず、止めずに、周辺から段階的に進める設計が基本です。
よくあるご質問
中小企業の小規模なシステムでも、ここまでやってもらえますか?
はい。このページの内容は規模を問わず全案件に標準で適用しており、追加費用もいただきません。専任のセキュリティ担当を置けない中小企業ほど「作った側がセキュリティまで面倒を見る」ことが重要だと考えています。
安いということは、セキュリティが削られているのでは?
いいえ。価格が下がっている理由は、AIによる工数圧縮と多重下請けの排除という「作り方の構造」であって、セキュリティやテストの省略ではありません。アクセス制御・サーバー側検証・人のレビューは、価格に関係なく全案件で実施します。
社内データ・顧客データを渡しても大丈夫ですか?
お預かりする範囲を事前にすり合わせ、業務に必要な最小限の情報で設計・開発します。NDAの締結、国内リージョンでのデータ管理、生成AIの学習に使われない構成にも対応します。
入力した情報がAIの学習に使われませんか?
業務での利用にあたっては、入力内容が学習に使われないAPI・契約形態を前提に設計します。どのデータをAIに渡し、どのデータは渡さないかも、設計段階で明示して合意します。
大規模な開発や、セキュリティ要件の厳しい案件にも対応できますか?
フェーズ分割(要件検証→中核システム→周辺展開)により、中〜大規模の開発へ段階的に対応します。セキュリティ要件はチェックシートベースでのすり合わせに対応しますので、まずは要件をお聞かせください。
社内稟議のために、設計書・仕様書は出してもらえますか?
はい。基本設計書・詳細設計書・運用手順書などを必要に応じて納品します。AIが実装コードをもとに生成するため、実装と乖離しないドキュメントを、従来より少ない工数で用意できます。稟議に必要な体裁・項目があれば、それに合わせて作成しますのでご相談ください。
古い基幹システム・オンプレミス環境と連携できますか?
はい。API・ファイル(CSV等)・データベース・画面操作の自動化など、複数の連携手段を組み合わせて対応します。現行システムを改修せず、止めずに進める設計を基本とし、連携の可否と方式は無料相談時の事前調査で確認したうえでお見積りします。
納品後にトラブルが起きたら?
すべての変更履歴を管理しているため、問題発生時は直前の正常な状態へ切り戻せます。納品して終わりではなく、運用・改善のフェーズでも同じ基準で保守を継続します。